タカコのびっくりレポート

タカコが日本を離れてから、日々のできごとや見たこと聞いたことを、みんなにレポートします。お楽しみに!


びっくりレポート004号

10月2日(木曜日) 晴れ

少年が夕暮れの海岸で、小さなカヌーの模型を作って遊んでいた。本物そっくりに風を受けて進む。静かなラグーンが暮れてゆく=10月1日午後6時、ウォレアイ島で
 ウォレアイの朝は六時前から始まる。すでにニワトリは三時半から叫んでる。ちなみに日本と同じなき方だ。でも、ずいぶん思いっきり鳴いているという感じ。オンドリはとても大きくて、小型犬より勢力がある。ここでは犬は、おとなしく隅っこにいる。

 まだ薄暗かったけれど、隣の家の女性は、ココナツのカラでできた器を、棒のようなもので洗っていた。この器に、ヤシの若い芽から取る「ツーバ」を貯めるのだ。

 ツーバは、島の生活になくてはならない。飲み物としては子供たちの栄養源。料理にも使う。発酵させると、大人の男達が飲む「ヤシ酒」となる。ツーバを取るのは男達の大切な仕事。一日三回、若い芽の先をナイフで削り取って汁を集める。

 私たちがお世話になっているチーフ、フランシスコの長女ジュリアーナが、ゆったりと食事の準備をしていた。私たちは、ヤシの葉で作ったゴザを地面に敷いて、そこで朝食。ゆでたタロイモは黄色い。ちょっぴりあまくておいしい。それに甘いバナナ。私たちのために白いご飯も炊いてくれた。

 みんな指をうまく使って食べる。

 海辺で朝シャンを終えた家族たちが、続々戻ってくる。男の子は井戸から水を汲んで、塩水を洗い落とし、女性は裏のブッシュの中で、貯めてあった雨水をかぶったり髪を洗ったりしてカンペキだ。

 ジュリアーナも妹のラビニアも、ジュリアーナの夫のフェビアンも、学校の先生だ。朝8時に始まるので、七時半には学校に向かって歩き始める。

 今日、私たちも学校に行って、ルイス校長とプロジェクトの話し合いをすることになっている。

 (「冒険に出よう」の最初のページに、ピンクのブーゲンビリアの前に男の子と 並んでいるおなかの大きな女性。これは去年の写真で、今は大きなおなかから 出てきた1歳のむすこがいる。)

タカコ

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