タカコのびっくりレポート

タカコが日本を離れてから、日々のできごとや見たこと聞いたことを、みんなにレポートします。お楽しみに!


びっくりレポート009号

10月6日(月曜日) 雨 西の風

 ウォレアイの島々では、いまもカヌーが重要な交通手段として使われています。青くはれた空のずっと向こうに白い帆が見えて近づいてきました。魚を取りに朝早くから海に出ていた若者たちが、帰ってきたのです。ぐんぐんと近づいてきて、長老たちが待っているカヌー小屋の前に戻ってきました。カヌーの左にいるのは月に一回回ってくるヤップ州政府の連絡船マイクロスピリット号です=4日午前11時。ウォレアイ島で

 カミナリと稲妻。昨日から雨がちです。
 雨がしとしと降って葉っぱにあたり、静かでしっとり耳に心地よいです。26度だと、寒くさえ感じます。
 でも島の反対側の海岸には、大きなうなり声をあげて、波が打ち寄せているのが聞こえます。ゴォーッ!

 雨の中、少し遅れ気味でしたが、こどもたちは学校へ走っていきました。(学校は8時からです。小学校は2時半まで、高校は2時45分まで。)
 誰も傘は使いません。なぜだと思いますか?
 たいした雨でないし、村の小道は森の中なので、大きな木と葉っぱが雨をよけてくれるのです。日差しが強いときも、それを和らげてくれます。だから、帽子も傘もいりません。
 車のための道路は、何もかも切り払って広げてしまうので、人には大変歩きにくいのです。雨も直接当たるし、強烈な日差しをまともにあびてしまうから。

 雨の時は、火を起こすのが大変です。燃料が湿っているので。
 でもおばあさんは、乾いた流木を小さく削って火を大きくし、私がコーヒーを飲む用意をしてくれました。
 雨でも男性達はツーバを切ります。女性達もふだんと変わらず仕事をします。ただ少し、時間がかかります。

タカコ



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