タカコのびっくりレポート

タカコが日本を離れてから、日々のできごとや見たこと聞いたことを、みんなにレポートします。お楽しみに!


びっくりレポート012号

10月8日(水曜日)晴れ一時通り雨/29度=午前9時/風西のち北西、最後は北東

 風が変わりました。これまでやや南よりの西風だったのが、雲の動きが昨日の夕方あたりから変わってきました。浜辺で感じる風は西からなのに雲が東から西に動くのが、今日の朝見られました。午後には地上の風も北に振れ、夕方には北東方向から雲が来て、10分ばかりのにわか雨を降らせました。

 私は、毎日南国の光にさらされている体を雨に当てて、しばし体を冷ますことができました。

◇          ◇

 今日の学校での報告です。
 今日は、学校でビデオを見てもらいました。ビデオの器械は島ではまだとても珍しいので、テレビ画面から誕生寺小学校の子どもたちの様子が映し出されると、教室には中心のメンバー15人のほかに15人ほど、さらに教室の窓の外に20人ほどが押しかけて、一生懸命に画面を見ていました。

 最初に見てもらった岡山県・誕生寺小学校のビデオには、画面に向かって全員が礼をしたあと、先生のピアノ伴奏とともにリコーダーの合奏が登場しました。前日に、リコーダーの実物を見てもらっていたので、日本でどんな使い方をしているのかが良くわかったようでした。

 続いて給食の様子を見ました。ウォレアイの小学校では、昼休みに家に戻るのが普通なので、面白そうに見ていました。

 誕生寺小学校の地元の神社のお祭り風景にもみんなは興味を持ったようです。

 同じ岡山県の弓削小学校からは、ビデオテープといっしょに日本のおもちゃが届けられました。おはじき、ビーダマ、コマ、紙風船、竹トンボ。つぎつぎに紹介するたびに、みんなは「知ってる」と声をそろえます。コマは、9年生のクリスティーノが上手に回しました。竹トンボには、全員が手を上に向けてくるくる回しました。

 昔日本が持ち込んだ遊びが島に残り続けたのでしょうか。

 ビデオには、ハンカチ落としなど日本の遊びが次々に紹介されて、みんなはとってもうれしそうでした。

ビデオを見た、ウォレアイの生徒達の感想

◇          ◇

 お楽しみの時間のあとは、みんなで討論をしました。

 持ちだされたのは、前日、おみやげとしてみんなに渡したスポーツドリンクの空き缶2つです。昨日の夕方、授業をしたカヌー小屋の前に落ちていたのです。

 「みんなで飲みましたか。だれも味見していないひとはいませんか」と聞くと、全員がこっくりうなずいて、みんなで飲んだことが分かりました。「味は」と聞くと、恥ずかしそうにもじもじしています。ジョナサンは前日「ココナツジュースに似ている」といっていました。

 「でもこの缶は、あそこに捨てると一年後にどうなるでしょう」と聞かれると、「なくなりません。そのままです」という返事です。  そこで、

  1. ごみが増える理由はなにでしょう
  2. 増え続けると何が起きるでしょう
  3. そうしないために何をすべきでしょう

 という質問を出して、四つのグループに分かれて話をしました。
 増え続ける理由としてみんなが上げたのは、

 なぜ、プラスチックやアルミ缶を使うのかという投げかけもありました。
 もともと島では、食べ物も着るものもすべてが自然から直接取り出されてきたので、最後は何のごみも出なかったのです。生ごみは全部、犬やブタやニワトリが食べてくれます。ジュースを飲んだ後のヤシの実は乾かして燃料にします。

 外からプラスチック製品やポリ袋、缶づめなどが持ち込まれて、島にはごみが増えるようになったのです。

 埋めてもゴミは残るし、燃やすのも問題があります。リサイクルも限りがあり、結局は、できるだけ持たない、使わないように努力しようと提案されました。

 さてみなさんの回りではどんなごみが出て、そのように処理がされているでしょうか。ごみが増えるとどうなるのでしょうか。

 報告/大前純一

 つけたし:今日は、ヤップ高校から届いたメールを紹介しました。同じヤップ州とはいえ、異なる文化を持っている彼らです。それでも「おお」と声があがり、ヤップ島の高校生も見ていると知って、ちょっぴり感激していました。(タカコ)



前のレポートへタカコびっくりレポート目次次のレポートへ


Copyright World School Japan Committee & ECO-CLUB, 1996. No reproduction or republication without written permission.
 この画面に掲載された記事・写真・イラスト等の無断転載を禁じます。すべての著作権はワールドスクールジャパン実行委員会とエコクラブ、ならびにそれぞれの著作物の作成者に帰属します。

Send feedback to CXZ00451@niftyserve.or.jp
ご意見、お問い合わせはCXZ00451@niftyserve.or.jpまで