ワールドスクールネットワーク事例集

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東京都国際学園高等部(斎藤真彦教諭)
対象:中2 高1〜3年(10名程度)
週に一回2時間のの選択授業に希望してきた生徒。
目的
 不登校を経験してきた生徒なので、その生徒たちの意識を広げること
ねらい
 都会の真ん中にある学校なので、自然を意識することも感じることもほとん どない。しかし、WSNに参加し見つめていくことで自然、環境を意識してもらいた い。それは、都会だからこその消費社会の現状と消費を始点とした自然の循環への興 味に発展するだろう。また、WSNのつながりを知ることで、社会、世界の大きさと自 分がその一部であることを感じて欲しい。
授業内容
動物グループと水グループに分かれ、明治神宮を中心に観察や水質調査を 行った。その結果はデジタルカメラでも記録し、フォーラムへアップ、他の参加団体 とメッセージの交換を行った。 夏休み以降は、知恵めぐりスタートと合わせ、グレッグのレポートを読み、気になる 点について話し合ったり、グレッグや他参加団体へメールを送ってきた。また、群馬 県赤城、日本橋ゴールとグレッグとも直接一緒に活動したり、学校周辺や明治神宮で も知恵めぐりを行い、生徒たちは積極的に地域の人たちに声をかけ、話を聞いてい た。群馬ではコンニャクやネギ、タラの芽などの生産地で話を聞くことができ、都会 では、豆腐屋さん、パスチャライズド牛乳のお店などから話を聞いてきた。そして、 自分たちの暮らす都会から生産地についてと消費中心である社会の問題を考えるよう に意識が広がってきた。
コンピュータの利用
フォーラムでは国内だけではなく、海外ともメッセージ交換を 行った。インターネットでは、WSNなどのホームページを見学、情報収集にも活用し た。しかし、パソコンは1台で、授業外では生徒が触れないなど設備が不充分で、満 足に活用できたとは言えない。メールのRESも遅くなることが多かった。 活動記録のために、生徒の意見と活動写真をもとにホームページを作成した。シンポ ジウム発表ではその画面を背に生徒が発表した。
生徒の変化
引っ込み思案の生徒たちで、年度当初は発言もあまり無かった。夏休み 明けからは学校生活の安定とも重なり、メールを読み上げたり、意見を述べたりとい うことがみられるようになった。成果よりも過程を重視したため、話し合うばかりで 時間をかけたすぎたこともあったが、結果自分の考えを述べ、他人の意見を聞くこと が日常化してきたと思える。グレッグやスタッフの方とは、メールでのやり取りから 直接会って活動をともにさせて頂くことにまで発展し、その楽しさから生徒たちは大 きな変化をしてきた。知恵めぐりで歩きながら地域の人に声をかけたり、ゴール地点 の日本橋やシンポジウムで大人数を前に発表したりと、とても活動的になった。
担当者より
 目的である生徒の意識を広げることは、予想以上の成果をあげることが 出来たと思う。それには、グレッグや他の参加団体の方達とのメールまたは直接会っ ての活動が大きく関わっていると思われる。

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