「持続可能な未来」めぐり世界と日本の仲間が語り合う

国際研修フォーラムに200人余

 特定非営利活動法人ECOPLUSのワールドスクールネットワークは、2004年2月14日から18日にかけ、東京・代々木の国立オリンピック記念青少年総合センターと新潟県塩沢町栃窪集落で、国際研修フォーラム「世界の仲間と語り合う持続可能な社会づくり」を開きました。

多彩な参加者が集まったオリンピックセンターの国際会議場
 フォーラムは、東京でのシンポジウム形式部分と、新潟でのワークショップ形式で行われ、海外からの参加者は、ゲストとして招いた7つの国と地域の大人8人、子ども7人のほか、ニュージーランド、フィリピンなどからの教育関係者らを含め、全体での参加者はのべ200人を超えました。各地で自然体験活動などに関わっている若者から、大学教授、企業人、学生など多彩な顔触れで、全体を通じて、体験を出発点に世界の仲間とつながった学びのもつ可能性を語り合いました。

 初日の14日は、日本各地の子どもらと、イスラエル・パレスチナなどからの子どもらが一緒になって、ゴミや食べものについてそれぞれの地域での活動内容を発表しました。子どもらが扇型に正面に広がって、大人が見守る座席配置で、子どもらは次々と自分たちがこの一年間活動してきた内容を、音楽や写真を交えて発表しました。

「持続可能な社会」に向けて、体系的な講演をするロビー・ニコル博士
 15日は、英国で持続可能な社会に向けた野外教育を専門としている、エジンバラ大学教育学部野外環境教育コースのロビー・ニコル博士が基調講演。体験が環境教育にいかに大切であるか、環境教育プログラムを持続可能な未来づくりに発展させるには、体験を人に伝え、行動に移していく中で、世界的な視野を持つことが重要になってくるなどを、道筋だてて講演しました。また、ケニア、インド、パレスチナ、イスラエル、メキシコ、パプアニューギニアなど各国の環境教育の指導者らがそれぞれの地域での取組みを報告し、参加者と一緒にグループディスカッションを展開しました。

雪の中で、体験活動に参加する内外の指導者たち
 多数の参加者を前にした東京でのイベントに続いて行った、新潟県でのワークショップは、国内の環境教育の現場指導者ら10人余りと海外勢がじっくりと指導体験を語り合う場となりました。開催場所となった栃窪集落は標高500メートルにあり、積雪2メートル余り。吹雪の中に到着した一行は、雪の中での体験活動を内外の指導者のもとでデモンストレーションしあい、また地域に残る文化を反映させたわらじづくりやおにぎり作りなどのプログラムも体験しました。

 深夜まで続いた議論では、その土地に根付いた文化伝統に密接につながった体験型環境教育プログラムの重要性が再確認され、その文化に根付いた体験を世界の仲間が共有できるようなプログラム案のいくつかが提案されました。

 東京と新潟での活動は、メディアの注目も受け、プログラムの一部がNHKの全国ニュースで取り上げられたほか、各種の新聞でも取り上げられました。

トップニュース画面に

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